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悠子の趣味50選のサロンです。

桐塑人形doll

人形作家 花井露子
大正元年 愛知県生まれ 市一(現菊里高校)卒業 40代より、人形作りを始め、その才能はすぐに認められ、高い評価を受ける。
作品作り、個展開催と活躍中の最中にがんに侵され、弟子たちにも惜しまれつつ、59歳の若さでこの世を去る。
しかし、没後40年経た現在でも、その人形の輝きは失せず、生き生きとした表情を魅せてくれる。

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桐塑人形とは、桐の木の粉(おがくず)と生麩糊(しょうふのり)を練って、芯に桐の木や今日では発砲スチールなどを使い、人形の形に仕上げていくものです。
桐塑人形は、江戸時代の雛人形や衣裳人形等の頭【かしら】や手足の成形技術に源流を有する伝統的な人形制作技術である。(林 駒夫さんより引用)
基本的なものは、おが屑、生麩糊、針金、竹べら(先の細いものから太いもの)、胡粉、にかわ、紙やすり、和紙、千代紙、古代布などです。
仕上げには、胡粉仕上げ、和紙貼、布貼、革貼やきめの細かい網貼、彩色などがあります。